相手の話を上手く聞き取るコツ2選

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Dai
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グローバル企業のIT部門で勤務中 | ITコンサル/SIer→事業会社IT部門 | notエンジニア | 企画・ガバナンス・プロマネ等が業務の中心 | エンジニアリング力以外でIT業界・部門においてキャリアアップしていくために役立つ(かもしれない)情報を発信中

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はじめに

会議におけるコミュニケーションなどで、同じ話を聞いているのに自分と比べて理解度が高い方がいらっしゃいますよね。私も新卒で仕事を始めたばかりのころは、会議で話されていることに全くついていけず苦労した経験があります。相手の話が理解できるかどうかというのはもちろん様々な要因があるので、一概にこれが原因と判断するのは難しいかと思いますが、いくつか有効な対策はあるのかなと思っています。本記事では、主に私のITコンサルタント時代の経験から2つの対策を紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

対策①議事メモを取る

まず1つ目の対策として、相手の話を上手く聞けるようになるための訓練という意味合いが強いのですが、議事メモを取ることをお勧めします。議事録のように外向けに公開する文章ではありませんので特に体裁を整える必要はありません。あくまで自分の理解促進のためのメモというイメージです。

これの利点としては、もちろん後からメモを見返して自分の理解の助けとなる点もありますし、話をうまく構造化しながら聞くための訓練にもなります。

私自身も経験がありますが、会議で話についていけなくなる要因の1つとして、話があちこちに飛んでいる時に、何の話が今されているのか分からなくなるという状態に陥るという点があるのかなと考えています。メモを取りながら話を聞くと、話が切り替わったタイミングも捉えやすいので、議論の全体感を見失わずに話についていける可能性が高まります。

また、メモを取っている際、書くのに迷う部分は自分の理解が追いついていない部分なので、自分は何が分かっていて、何が分かっていないか改めてチェックする機会も持てるのでオススメです。

対策②頭の中で話の構成図を書きながら聞く

これはコンサル時代に上司からアドバイスされて以来、私自信今も続けている習慣です。メモを取るよりは少し難しいかもしれませんが、頭の中で図を書きながら話を聞く方法です。

どういうことか、例を使って説明してみますね。例えば、相手が何かの手続きを説明しているときは、以下のような図を頭の中で書きながら話を聞いています。

これを書きながら聞いていると、相手が手続きAの話をしていて、急にCの話を始めても、情報を整理しながら話を聞くことができます。また、図が書けないところがそのまま質問すべき点になるので、その場で疑問点も解消できます。

相手がシステム構成について話しているときは構成図を頭の中で書いていますし、何らかの相談事項を持ちかけられているときは以下のような図を書いたりしています。以下の図でいうと、「相手はこういう背景・目的を持っていて、自分には対応策として案Aが良いか、案Bが良いか聞かれているんだな」と図で整理しながら聞いているイメージです。

少し難しい方法ではありますが、このやり方はかなり相手の話を構造化して聞けるようになるのでチャレンジしてみていただきたいです。ある程度図示化のパターンを知っておくと対策しやすくなるので、下記のような本を読んでみることをお勧めします。

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これはコンサル時代に私がかなり使わせてもらっていた本です。少ないパターンでほとんどの内容を図示化できるようになるので非常におすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、私が相手の話を上手く聞き取るために日頃実践している対策をまとめてみました。

  1. 議事メモを取る
  2. 頭の中で話の構成図を書きながら聞く

少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただいたありがとうございました!

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